別れさせ屋を比較するポイント・1作業の単価と回数

 別れさせ屋

■ 比較検討するポイント
これから別れさせ屋に相談する方に向けて「ここを比較」する部分を説明させて頂きます。是非・参考の上で1社だけに相談するのではなく、2社・3社と比べて頂ければと思います。

今回は「作業単価と回数」です。
2000年~2010年頃は別れさせ屋の業者も多かったのですが、現在は少なくなったと感じます。その中で淘汰されていった業者に多かったのが「期間」だけで料金設定されていたように思います。私たちの業界で大切なのは「別れさせる」とした契約ではありません。「別れさせる作業を何回するのか」が料金の軸なので、回数が不明で契約期間だけだと?3ヶ月~6カ月の間にどんな作業をしたのか?さっぱり見えてきません。

不安ではないですか?
なので、「作業回数」と必須であり、その作業回数の1作業辺りが幾らなのか?が料金総額となります。よって、作業回数をどの程度の期間で行っていくのが「契約期間」ですから、期間だけで契約するのは項目不足だと思いますよ。

ここで誤解しがちなこと!
依頼が少ない業者さんだと、売上が必要なので「値段を下げる」と言うプライドを下げる対応をしがちです。これは職人やクリエイターが最もしてはいけない事ですが、売上に困って「安く」見せようとする業者もあったようです。それらの業者は、お客様が比較検討時に「信用面」での問題があり、その部分が解決されないので依頼件数が低いのですが、その問題解決せずに「値下げ」と言う対応をされたので選ばれにくいことから、淘汰され業界から消えたものと推測します。

やはり、組織を運営するには「固定経費」が必要ですからね。
そこを安定させないと雇用維持(スタッフが続かない)ので、作業できなかったり・間違った報告をすることで信用を得られないのではないでしょうか。優秀なスタッフを継続させるには給与・歩合だけではなく、安定した依頼件数が必要なので、この辺りの考え方も相談予定の方は見抜く必要があると思います。

● 1作業の単価
「安い」だけで選ぶと無駄な時間・無駄な期待をするだけです。ある程度は掛かるものとして比較検討を推薦します。勿論、高ければ良いとは言えませんし、安ければ良いも違います。その価格設定になった理由・経緯や考え方を聞くことで「隠れた本音・実態」が見えることもあるでしょう。ここは遠慮せずに聞いてよい部分なので、相談時のチェックポイントとしておきましょう。

● 作業経費は込みですか?
弊社に寄せられる「別れさせ屋のトラブル」で多いのが、「経費を請求された」との内容です。例えば、大阪市内を作業現場として都内の業者に依頼した場合。大阪在住のスタッフが居ないので、各作業が東京からの派遣だと?1回ごとに新幹線・宿泊費が必要ですよね。それも人数分なので、相当に高額になりますから、ご依頼される際は「交通費・滞在費」を含めて経費全部は料金に含まれるのか?は必ず確認しておきましょう。ちなみに弊社は「経費込み」で契約させて頂いています。

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