浮気は借金&博打とセットが多いので要注意です。

 別れさせ屋恋愛コンサルタント

別れさせ屋を経営してきた経験談(1999年~現在)の話です。浮気する彼氏、浮気する夫の背景には少なからず「浪費」の可能性があるかと思います。デート代、ホテル代、お洒落。これらにお金が掛かるので、必然的に浪費はセットとなっています。ただ、会社の同僚・部下との浮気だと…1人暮らしの女性も居られますからね。そのケースではお金が掛からない不倫関係を作っているとと言えます。またDV被害の相談において、その加害男に多いのも「浪費」です。パチンコ、ボート、競馬、これらから多重債務となっている方は「八つ当たり」として恋人・妻に暴力をしている。また浮気も同時進行しており、結果的には見栄張りなタイプが多いです。昔から言われているのが借金は3原則とされています。

① 博打
② 酒
③ 浮気

②だとスナック・キャバクラに行って見栄を張る。そこに在籍する女性を口説きたくてカードローン・キャッシングしてまで通い詰める。2ヵ月後には口説いて不倫関係が始まる。だけどお金が続かないので「増やしたい」とパチンコ・競馬へと向いてしまう。負ける。お金がない…。そのイライラを妻や子供、彼女へと八つ当たりするケースです。

このタイプはですね。「治りません」。何度も何度も失敗を繰り返して、人を傷つけるのですが治らない方が多かったです。奥様としては今回は我慢する。と言うのですが、その翌月にはまた浮気する。そして借金したけど支払い遅延となって、金融会社から催促電話が家に掛かってくる。ここで夫を問い詰めても「借金が幾ら?」をわかっていないのです。なので、自転車操業となって返済のために、借金する。を繰り返しています。こうなれば自己解決は難しいので任意整理や自己破産が視野に入ってくるでしょう。

ただ、この状態でも夫を助けるのか?
借金があると言うことは、その使った先が必ずあるじゃないですか。そこを明確に説明できて納得できるのならヨシとしましょう。しかし、使途不明で曖昧な説明するばかりでノラリクラリしていたら….。隠したい出来事があったのは間違いありません。よって離婚するべき夫であると言えるのではないでしょうか。と言うのも、まだ妻に言っていない借金・トラブル・浮気が隠れている可能性が高いからですよ。

● 統計データ
厚生労働省が発表した2018年に結婚したのは59万組で、離婚は20万7千組となります。近年は初婚年齢も上がって、同棲はしてるけど入籍しないカップル。別居してるけど離婚しない仮面夫婦など。色々な夫婦の形が増えていますので、一概に離婚件数だけで多い・少ないはいえません。しかし、1年間に約21万もの夫婦が離婚しているのは事実ですからね。携帯電話で簡単に出会えて、誘いも口説きもLINEやFACEBOOKでさっと出来てしまう時代です。夫婦とはいえ、恋人とはいえ、相手を思いやってデートに誘う、告白する、別れ話をするなど。人間としてのコミュニケーションが欠落してきたのでは?と感じます。その中で遊びにも向きやすく借金・DVへと進む弱い男性が増えてきたのではないでしょうか。

● 配偶者からの暴力事案への対応(警察庁 発表)
2018年:77482件
2017年:72455件
2017年:69908件
2016年:63141件
2015年:59072件
2014年:49533件
2013年:43950件
2012年:34329件
2011年:33852件
2010年:28158件
2009年:25210件
2008年:20992件

データだけを見ますと10年間で3.7倍も夫婦間の暴力事案が増えています。これは単に増えたのですはなく、警察の対応が早くなったので相談しやすくなったこと。こちらも大きく影響していると推測します。実際、別れさせ屋にもDV・ストーカーを原因とした「別れたい」の相談を多数頂戴してますからね。皆さんが予想している以上にDV関連ってトラブルが多いのです。別れたい側も、別れたくない側も解決するには、原因から詳しく分析する必要がありますよ。

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